ゴンザレス三上
gonzalezmikami
『各曲解説その1曲目』

「課外授業」
この曲は、全曲中一番最後に出来上がった曲です。
夜中に別の曲の作業をしていて、急に頭の中一杯にこのメロが鳴り響きました。で、すぐに録音して、翌日東京のスタジオで皆に聴いてもらいました。サビがまだ無かったので、このままでは惜しいという事になり、それから数日をかけて、サビを作り、録音したものです。
この曲を曲順の一番最初にもってきたのは、なんだゴンチチそのものじゃん、と一瞬思って頂きたかったからです。二曲目のmidnight alertとの落差、質感の違いを楽しんで貰いたかったのです。でも、この曲は、本当はゴンチチとはかなり違うのです。作曲も録音も演奏も、全て違います。多分時間が経つとその違いが明確になってくると思うのですが。
納得のいくテイクがなかなか録音できず、苦労した曲ですが、幸いにも、大日本住友製薬のCMに起用される事になりました。誰か一人でも気に入ってくれる人がいてCMというのは動き出す訳です。そう考えると、一音楽家としてとても光栄な事だと思いますし、苦労も報われる気がするのです。
で、もう一つ秘密を言うと、僕のこのアルバムを全曲リピートで聴いて頂くと分かるのですが、最後の曲「夏の終わりの庭」の後に、「課外授業」が来ると中々良いのです。つまり本当は「課外授業」がラストだった、という可能性もあるかもしれません。それは、聴く人それぞれでしょうね。