ゴンザレス三上
gonzalezmikami
『各曲解説その9曲目』

「秋風に乗って」

この曲こそ、沖縄で言う「古酒」です。
一体いつ頃作ったのかさえ、忘れてしまう程。
毎回惜しいところで選に漏れて、ゴンチチのアルバムには遂に登場する機会が無かったのですが、今回は、そのクモの巣を被った曲の埃を払って登場させました。

羽毛田さんが、僕の埃まみれの打ち込みデータを、サラッピンの新品に変換してくれました。そうすると、何だかちっとも古い感じがしません。
というか、むしろ僕の考えている所より、さらに先にあるような気さえしてきます。
個人的に、この曲は、心が朗らかに軽くなるような、それでも、何処かに微かな感傷をたたえる、秋の空のようで、とても好きです。